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~発達講演会~

10月11日(火)18:30~20:00 恵庭市民会館にて「発達講演会」が 行われました。参加者は約140名でした。

今回の講演は2年前から企画しておりましたが、コロナの影響により延期をしており、3度目の正直でようやく 開催することが出来ました。

 北海道発達障害者支援センター「あおいそら」センター長の片山 智博氏をお招きし、「発達障がいにおける 人との関わりについて」をテーマに沿ってお話しして頂きました。

障がいを持つ子どもや大人が周囲と起こして しまうトラブルを具体的な例を元に解説して下さいました。実際に家庭内でも、こちらの意図が上手く障がいを 持つ子に伝わらない時に、思わずイライラして声を荒げてしまう時があります。普段から「障がいの特性」を 理解して接しているつもりでも、 私達が普段話す言葉は、無意識に具体的な意図や物事を省略してしまい 「このくらいは常識で理解出来るだろう」という認識の元に発していて、「大事な省略した部分を子どもが 理解出来ずすれ違いが起きてしまう」、「社会の中では大きなトラブルを招いてしまう」ことを知りました。 最初は小さなすれ違いでも、負の経験の積み重ねが大人不信、支援者不信、自己肯定感の低下を招くだろうことも 理解出来ました。個人的に、「分かっているのにガマンできない」ではなく、「(こちらの言葉を)分かってない からガマンできない」という講師の先生の解説が一番心に響きました。そして本当の意味で、障がいの特性を理解し、 それに沿った 接し方や考えを周囲がしていくことが大切なのだと改めて知りました。

 今回の講演も、教育関係者や支援者の方が多く参加されていて、今後の関わり方などの参考になるような お話しが沢山あったように思います。遠方からお越し頂いた片山先生、お忙しいなかご参加頂きました皆様、 ありがとうございました。




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